希望する遺族にボタンを押す権利を与えたらどうか(sankei-express)

http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/trial/40950

死刑確定囚が戦後初めて100人に達した。増加する死刑判決の一方で、執行が滞っているのが主な理由だが、この膨大な数を前に苦悩する人たちがいる。実際に執行ボタンを押さねばならない拘置所の刑務官たちである。
 産経新聞(大阪)の連載「死を考える」で、彼らの仕事に焦点を当てた。「執行の現場」は、想像以上にすさまじく、ノイローゼになって辞める人も多いらしい。


そこで、こういう提案が・・・。

あえて暴論を言えば、希望する遺族にボタンを押す権利を与えたらどうか。それが無理なら、せめて最後のゴーサインは怠慢な大臣ではなく、遺族が出してもよいのではないか。


この提案は画期的だと思うが、そういうことをやる社会はおぞましすぎると思う。
自分は終身刑制度の導入などと組み合わせた死刑廃止論に賛成する。
その理由は、自分は刑務官となって執行ボタンを押せないし、遺族となっても執行ボタンは押せないから、消極的理由だがそれだけだ。