『偶然の音楽』(原作:ポール・オースター、構成・台本・演出:白井晃、世田谷パブリックシアター)

公式サイト
http://setagaya-pt.jp/theater_info/2008/09/post_126.html


9月19日(金)ソワレ観劇。
相当恥ずかしながら、オースターの作品を読んだことも、映画で見たことも、芝居で観たこともなかった自分。


2時間15分、しっかりと引き込まれました。
が、観終わった瞬間は、正直なところよくわからず・・・。
もちろん話の筋は分かるんですけど・・・。
しかし、しかし、この日は終演後に、出演者によるポストトークがあったのです。
というより、事実は、それ目当てでこの日に観劇したのですが・・・。


ポストトークは、白井晃さん、仲村トオルさん(主演、ナッシュ役)、田中圭さん(ポッツィ役)の3人、プラス、なんと・・・スペシャルゲストで翻訳家の柴田元幸さん。
柴田さんは、私がすごく気になっている人の1人です。
柴田先生の授業を受けられるT大生の人たちがうらやましい・・・。


で、白井さんと仲村さんと柴田さんのやりとりから、作品への理解が相当深まりました。
やっぱり、この日にして正解でした。


それと、失礼ながら、自分のなかの仲村トオルさんは、『あぶない刑事』のイメージなんで、相当驚くとともに、見事な芝居でした。
田中君は・・・、うまいとかヘタとかではなく、ハマリ役だと思います。


柴田さんも大絶賛のこの舞台、オースターファンの方は、是非ご覧になった方がよいかと。