『人形の家』(作:ヘンリック・イプセン、演出:デヴィッド・ルヴォー、シス・カンパニー、Bunkamuraシアターコクーン)

公式ページ
http://www.siscompany.com/03produce/20ningyou/index.htm


9月27日マチネ観劇。

イプセンの1879年の作品。
出演は、宮沢りえ、堤 真一ほか。


この作品のテーマ自体には、もちろんいろいろと感じるところはありました。

が、やはり、今この作品を上演する意味は? と考えてしまうと難しい。
公式サイトには、「21世紀の今だからこそ見えてくる、この戯曲の真実に迫る!」とか書いてありますが、ややこしいことは抜きにして、素直に古典劇として観るのが吉かと・・・。
(10〜30年前に上演されるのなら、「今上演する意味」が分かりやすかったと思いますが・・・。)


舞台を見ない方には知られていないでしょうが、舞台俳優としての宮沢りえちゃんは、なかなか素敵です。今回も素晴らしい演技だったと思います。
堤さんは、もちろんさすがの出来でした。
それと、山崎一さんはホントにイヤな人の役が上手いです。