豊下楢彦『昭和天皇・マッカーサー会見』(岩波現代文庫)

昭和天皇の、主に戦後期における政治関与について、学ぶことが多かった。
こういう事実があるとすれば、日本の戦後民主主義とは一体なんなのかと考えざるをえない。
右の人にも左の人にも必読かと。

これまでの昭和史理解にどのように位置付けられるべきか、今後の研究の進展を期待したい。